第二種 電気主任技術者 二次試験 電力・管理 過去問題一覧

2023年02月03日更新

第二種電気主任技術者二次試験の「電力・管理」科目の過去問題の一覧を以下に示す。それぞれ,過去問題の解答および解説にリンクしている。

ちなみに,電力・管理の範囲は,「発電所及び変電所の設計及び運転,送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気施設管理」であり,出題される 6 題中 4 問を選択して解答する。

令和4年度(2022年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,904 人,合格者数は 698 人で,合格率は 24.0 % だった。

  1. 調整池式の水力発電所の運用
  2. 変電所に設置される酸化亜鉛形避雷器
  3. 調相設備のサセプタンス
  4. 高圧受電設備の保護
  5. 再生可能エネルギー
  6. 需要設備への電力供給

令和3年度(2021年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,407 人,合格者数は 413 人で,合格率は 17.2 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 56.7 点以上(実得点 180 点満点で 102 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 大気汚染防止法にて規制される大気汚染物質
  2. 変電所の絶縁設計において支配的な要素となる雷サージ
  3. 単位法を用いた三相回路の故障電流の検討
  4. 分散形電源の系統連系
  5. 地中送電線の絶縁劣化診断法と事故点測定法
  6. 同期発電機の並列運転

令和2年度(2020年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,512 人,合格者数は 701 人で,合格率は 27.9 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 60.0 点以上(実得点 180 点満点で 108 点以上),かつ,各科目ともに平均点以上である。

  1. 水力発電機の定格回転速度の選定の考え方
  2. 保護リレーシステム
  3. 対称座標法を用いた 1 線地絡故障の計算
  4. 単相 3 線式
  5. 特別高圧架空電線路による電磁誘導障害
  6. 力率改善用コンデンサ

令和元年度(2019年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,513 人,合格者数は 574 人で,合格率は 22.8 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 60.0 点以上(実得点 180 点満点で 108 点以上),かつ,各科目ともに平均点以上である。

  1. 火力発電所の所内交流回路
  2. 送電線を介した有効電力と無効電力の供給
  3. 電力系統の過渡安定性
  4. 配電系統の電力損失低減
  5. 電力系統における無効電力の変化による電圧変動
  6. 事業用電気工作物としての発電用風力設備

平成30年度(2018年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,624 人,合格者数は 381 人で,合格率は 14.5 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 60.0 点以上(実得点 180 点満点で 108 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 自流式発電所
  2. 変電所母線などの結線方式
  3. 電力線図と無効電力損失
  4. 地中配電系統の特徴
  5. 高調波を発生する負荷設備と進相コンデンサ設備
  6. 送配電系統の中性点接地方式

平成29年度(2017年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,435 人,合格者数は 329 人で,合格率は 13.5 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 55.0 点以上(実得点 180 点満点で 99 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. コンバインドサイクル発電プラント
  2. 電力系統の過渡安定度向上対策
  3. 電力用コンデンサを投入したときの電圧変動率
  4. 配電線路における区間切り換え
  5. 高圧配電系統
  6. 変電所の保全業務における定期点検とGIS設備診断

平成28年度(2016年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,364 人,合格者数は 459 人で,合格率は 19.4 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 55.0 点以上(実得点 180 点満点で 99 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 部分負荷運転時における水車効率の向上策
  2. 変圧器の油中ガス分析
  3. 電線のたるみ
  4. 配電線の 1 線地絡故障
  5. 変電所の接地
  6. 故障計算

平成27年度(2015年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,406 人,合格者数は 297 人で,合格率は 12.3 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 50.0 点以上(実得点 180 点満点で 90 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 大容量のタービン発電機に採用される冷却方式
  2. 静止形無効電力補償装置
  3. 配電線の負荷分布
  4. 送電線の抵抗とリアクタンスの求め方
  5. 電力の供給
  6. 電力用 CV ケーブルの水トリー

平成26年度(2014年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,443 人,合格者数は 350 人で,合格率は 14.3 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 56.7 点以上(実得点 180 点満点で 102 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. ダム水路式水力発電所における水撃作用
  2. 変圧器三次に接続される進相コンデンサ
  3. 架空送電線の電線の太さの選定
  4. 三相 3 線式 1 回線の高圧配電系統
  5. 逆潮流による電圧上昇
  6. 電気工作物の保全

平成25年度(2013年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,503 人,合格者数は 282 人で,合格率は 11.3 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 50 点以上(実得点 180 点満点で 90 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 汽力発電所で用いられている自然循環ボイラ
  2. 三心ケーブルの金属遮へい部の接地
  3. 同期発電機を設置する構内の保護リレー
  4. 受電端電圧
  5. 高圧配電系に接続される高調波発生機器
  6. 電力の需給及び貯蔵

平成24年度(2012年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,249 人,合格者数は 304 人で,合格率は 13.5 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 55 点以上(実得点 180 点満点で 99 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 揚水発電所
  2. 架空地線付き送電線路において発生する雷事故
  3. 三相交流送電線と通信線の間の遮へい線
  4. 三相短絡電流計算
  5. 電力系統の変電所での電圧調整
  6. 常時監視をしない変電所の監視制御方式

平成23年度(2011年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 1,942 人,合格者数は 219 人で,合格率は 11.3 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 51.7 点以上(実得点 180 点満点で 93 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 同期発電機の励磁方式
  2. 抵抗接地方式と非接地方式
  3. 受電端に並列接続する調相設備
  4. 変圧器の異容量 V 結線
  5. 電力系統の周波数変動
  6. 送電損失

平成22年度(2010年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,636 人,合格者数は 411 人で,合格率は 15.6 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 55.0 点以上(実得点 180 点満点で 99 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 火力発電所タービン発電機の進相運転
  2. 特別高圧地中ケーブル設計上の留意点
  3. 2 台の変圧器の並行運転
  4. 高圧配電系統での誘導発電機の連系
  5. 送電線路の自動再閉路方式の概要
  6. 電気事業法に定める保安規程

平成21年度(2009年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,490 人,合格者数は 255 人で,合格率は 10.2 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 51.7 点以上(実得点 180 点満点で 93 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 水車の案内羽根開度及び効率
  2. 三相 3 線式配電線路
  3. 変電所の接地設計
  4. 中・小規模の電力貯蔵装置
  5. 特別高圧自家用需要家の受電方式
  6. 短絡電流

平成20年度(2008年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,251 人,合格者数は 675 人で,合格率は 30.0 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 60 点以上(実得点 180 点満点で 108 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. フランシスコ水車発電機の負荷遮断
  2. 電力系統の安定化対策
  3. 単相変圧器内部の高低圧混触事故
  4. 架空送電線の電線のたるみ
  5. 純揚水発電所
  6. LNG を燃料としたコンバインドサイクル発電

平成19年度(2007年度) 第二種電気主任技術者二次試験

第二種電気主任技術者二次試験の受験者は 2,156 人,合格者数は 245 人で,合格率は 11.4 % だった。

合格基準は,100 点満点換算で 55 点以上(実得点 180 点満点で 99 点以上),かつ,各科目ともに平均点 -5 点以上である。

  1. 三相完全短絡
  2. 2 台の変圧器の並行運転
  3. フェランチ効果
  4. 分散型電源
  5. 三相変圧器の絶縁耐力試験
  6. 短絡容量の増大

平成18年度(2006年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 水車の型式と水車発電機の回転数
  2. 移動用変電設備
  3. 並行して設置された送電線と通信線
  4. 連系点に流れるループ電流
  5. 三つの電力系統の連系
  6. 受変電設備における地絡保護

平成17年度(2005年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 自流式発電所
  2. 変圧器の輸送,据付作業における品質確保
  3. 架空送電線で発生する抵抗損とコロナ損
  4. V 結線接続された 2 台の配電用変圧器
  5. 特別高圧架空電線路による電磁誘導障害
  6. 増分燃料費(等増分燃料費法)

平成16年度(2004年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 水車発電機の並列運転時の負荷脱落
  2. 電力系統の各種調相設備
  3. 三相 1 回線送電線
  4. 電線のたるみ
  5. 変電所の母線保護リレーと送電線の保護リレー
  6. 需要率,不等率,負荷率

平成15年度(2003年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 揚水式発電所
  2. 火力発電所で用いられる貫流ボイラ
  3. 交流電圧降下法を用いた接地網の接地抵抗測定
  4. 油入変圧器の絶縁状態の診断
  5. 配電の自動化
  6. 発電機と負荷を含む系統を追加した連系

平成14年度(2002年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 自己励磁現象
  2. クロスコンパウンド形タービン・発電機
  3. 電力ケーブル
  4. 電力設備の塩害
  5. 系統連系技術要件ガイドライン
  6. 日負荷曲線

平成13年度(2001年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. タービン発電機の励磁方式
  2. 安定巻線(内蔵 Δ )付の Y-Y 結線三相変圧器
  3. 送電線のスリートジャンプ及びギャロッピング
  4. 電力用 CV ケーブルの水トリー
  5. 特別高圧自家用需要家の受電方式
  6. 22 kV (33 kV )配電と400 V 直接供給

平成12年度(2000年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 水車・発電機の負荷遮断試験
  2. 火力発電所のボイラ設備
  3. 三心ケーブルの静電容量
  4. 三相誘導電動機
  5. 屋外開放形受変電設備の安全対策
  6. 自家用変電所の過電流保護(保護協調)

平成11年度(1999年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. 自流式水力発電所の流況曲線
  2. 系統事故などの汽力発電所への影響
  3. 保護継電器
  4. 電線のたるみの曲線式
  5. Y-Δ 結線の三相変圧器の耐圧試験
  6. ディーゼル式の非常用予備発電装置

平成10年度(1998年度) 第二種電気主任技術者二次試験

  1. ガスタービン燃焼器の窒素酸化物低減対策
  2. 軽水炉の核分裂反応と濃縮ウラン
  3. 短絡容量
  4. 自家用発電設備を有する需要家の接続
  5. 三相変圧器の短絡法による温度上昇試験
  6. 需要設備に関わる事故・故障および現象
inserted by FC2 system