平成27年度 2級電気工事施工管理技術検定試験[実地試験]

問題1. 電気工事の安全管理上の留意事項

問題1. 貴方が経験した電気工事について,次の問いに答えなさい。

1-1 経験した電気工事について,次の事項を記述しなさい。

  1. 工事名
  2. 工事場所
  3. 電気工事の概要
  4. 工期
  5. この電気工事でのあなたの立場
  6. あなたが担当した業務の内容

1-2 上記の電気工事の現場において,安全管理上あなたが留意した事項とその理由 2 つあげ,あなたがとった対策又は処置を留意した事項ごとに記述しなさい。

問題2. 施工管理と高圧受電設備

問題2. 次の問に答えなさい。

2-1 電気工事に関する次の語句の中から 2 つを選び,番号と語句を記入のうえ,施工管理上留意すべき内容を,それぞれについて 2 つ具体的に記述しなさい。

  1. 工具の取扱い
  2. 分電盤の取付け
  3. 盤への電線の接続
  4. 波付硬質合成樹脂管(FEP)の地中埋設
  5. 現場内資材管理
  6. 低圧分岐回路の試験

2-2 電気事業者から供給を受ける図に示す高圧受電設備の単線結線図について,次の問に答えなさい。

  1. に示す機器の名称又は略称を記入しなさい。
  2. に示す機器の機能又は用途を記述しなさい。
電気事業者から供給を受ける図に示す高圧受電設備の単線結線図

問題3. アロー形ネットワーク工程表

問題3. 図に示すアロー形ネットワーク工程表について,次の問に答えなさい。

ただし,○内の数字はイベント番号,アルファベットは作業名,日数は所要日数を示す。

  1. クリティカルパスを,① → ··· → ⑧ → ⑨ のようにイベント番号順で記入しなさい。
  2. 作業 H の所要日数が 8 日から 5 日になった場合,所要日数は,何日か。
アロー形ネットワーク工程表

問題4. 電気工事に関する用語

問題4. 電気工事に関する次の用語の中から 3 つを選び,番号と用語を記入のうえ,技術的な内容を,それぞれについて 2 つ具体的に記述しなさい。

ただし,技術的な内容とは,施工上の留意点,選定上の留意点,定義,動作原理,発生原理,目的,用途,方式,方法,特徴,対策などをいう。

  1. 風力発電
  2. 架空地線
  3. LED 照明器具
  4. VVF ケーブルの差込形コネクタ
  5. 定温式スポット型感知器
  6. 自動列車停止装置(ATS)
  7. ループコイル式車両感知器
  8. 合成樹脂製可とう電線管(PF 管・CD 管)
  9. D 種接地工事

問題5. 法令

問題5. 「建設業法」,「労働安全衛生法」及び「電気工事士法」に関する次の文章において,下線部の語句のうち誤っている語句の番号をそれぞれ 1 つあげ,それに対する正しい語句を答えなさい。

5-1 「建設業法」

元請負人は,その請け負った建設工事を施工するために必要な① 工程の細目,② 作業方法その他元請負人において定めるべき事項を定めようとするときは,あらかじめ,③ 設計者の意見をきかなければならない。

5-2. 「労働安全衛生法」

事業者は,高さが① 3 m 以上の高所から物体を投下するときは,適当な② 昇降設備を設け,③ 監視人を置く等労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。

5-3. 「電気工事士法」

① 自家用電気工作物に係る電気工事のうち経済産業省令で定める② 重要なものについては,③ 認定電気工事従事者資格者証の交付を受けている者が,その作業に従事することができる。

inserted by FC2 system