科目Ⅱ:電気の基礎 平成20年度

問題6 電気計測

次の各問に答えよ。(配点計50点)

接地抵抗の測定

準備中

指示電気計器の特徴

代表的な二つの指示電気計器の特徴は,次のとおりである。

電流力計形計器:直流と交流の指示誤差は小さいが,構造が複雑で小型化に不利である。

静電形計器:交流と直流の指示誤差は小さいが,電圧動作であり,駆動トルクが小さい。

整流形計器

整流器と可動コイル形計器とを組み合わせて,交流の電圧や電流を測定する計器を整流形計器という。整流形計器は入力信号の絶対値の平均値に比例するので,そのままでは実効値を表示できない。整流形計器では正弦波入力時に実効値が正しく表示できるように,正弦波の波形率1.11(=(実効値)/(平均値))を乗じた目盛をつけている。

入力信号として周期的な鋸歯状の電圧v=u(t)が入力された場合,この電圧の実効値は5.77×10-1[V]であり,この電圧の絶対値の平均値は5.00×10-1

整流形計器が指示する目盛の値は5.55×10-1[V]である。

なお,交流電圧u(t)の平均値及び実効値は,その信号の周期をTとして次式で計算できる。

平均値=
実効値=

機械式指示計器 切換スイッチ付計器 交流電圧計 三菱電機 YR-8UNAV B 0-300V DRCT

機械式指示計器 切換スイッチ付計器 交流電圧計 三菱電機 YR-8UNAV B 0-300V DRCT
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